こんにちは。
サマイン編集部です!
あなたは、
「インターンシップの面接が気になる」
「インターンシップの面接対策が知りたい」
「面接の流れや準備などまとめて教えてほしい」
と思っていませんか?
今回はインターンシップの面接について知りたいと思っている人のために、
「インターンシップ面接の基本」
「インターンシップ面接の流れ」
「インターンシップ面接の対策」
などについてまとめました。
インターンシップの面接について全てまとめたので、この記事を読むことでインターン面接について基本知識から対策方法まで全てわかるようになるはず!それではさっそく目次からどうぞ
ジャンプできる目次
- 加藤なつ/ 就活がんばった人
- 関西の大学に通う大学4年生。就活を終え自身の経験を後輩に伝えるため記事のガイドを担当。
本コンテンツはSummerInternsが全国の企業から情報を頂き独自制作することで、常に最新の情報に更新しています。詳しくは運営制作ポリシーをご覧ください。
インターンシップ面接の基本
もしあなたが人気のインターンシップに参加したいのなら、面接選考を突破する必要があります。とはいえ、インターン選考は本格的な就活が始まる前。まだまだ面接に慣れていない人がほとんどでしょう。
そんな人のためにインターンシップの面接で絶対知っておきたい基本を全てまとめました。これさえ押さえておけば、しっかりと自信を持って面接に臨めるはず。ぜひ最後まで読んでくださいね。
インターンシップ面接の目的
インターンシップ面接の目的は最低限の「人柄」を見ること。ESだけでは判断できない、その人の雰囲気を見て「参加してもらって大丈夫か」を見極めたいと人事は考えています。なので面接は話す内容もそうですが、まずは印象が大事だと理解しておきましょう。
インターンシップ面接の方法
インターンシップ面接の方法はオンライン/オフラインの2パターン。ですが、最近では基本的にオンライン(Zoom)だと考えてOK。地方の中小企業ならオフライン面接もありますが、みんなが受けるような大手はほぼオンラインで実施されると考えておいてくださいね。オンライン面接でよく使うツールはこの5つ
- オンライン面接①Zoom
- オンライン面接②Teams
- オンライン面接③Webex
- オンライン面接④Skype
- オンライン面接⑤Google Meet
Zoomを使う企業が大半ですが、それ以外の場合もあるので、不安な人は案内メールが届いた時点でツールを確認しておきましょう。事前にインストールして動作確認までできていれば当日は安心ですね。
インターンシップ面接の時間
インターンシップ面接の時間は基本「30分」くらいが目安。ただし、本当に人柄を最低限確認することを目的に10分ぐらいに設定している企業も。
逆に1weekや1monthといった開催期間が長いものだと、選考にも大きく関わってくるため60分しっかりと面接するパターンもあります。時間によって伝えられる情報は変わってくるので、どのパターンでも対応できるように準備しておくことが大切です。
インターンシップ面接の流れ
ここからはインターンシップ面接の流れについてご紹介します。インターン面接は基本的にオンラインで実施されるので、オンラインの流れをまとめてみました。具体的な流れはこんな感じです
【STEP②】URLにログイン
【STEP③】面接官に挨拶する
【STEP④】面接官に自己紹介する
【STEP⑤】面接官の質問に答える
【STEP⑥】面接官に逆質問をする
【STEP⑦】面接のお礼をする
オンラインだと、ついつい気が緩みがちですが、まずは身なりをしっかりと整えることから始めましょう。
実際にZoomにログインするところから、お礼して面接が終わるところまで。しっかりイメージできるようにそれぞれのSTEPを順番にご紹介していきます。
【STEP①】身なりを整える
まずは当たり前ですが、面接が始まる前に指示された服装を着用し髪型をしっかりと整えること。面接は第一印象がとにかく大事です。必ず鏡の前に立って服装/髪型に乱れが無いかチェックしてください。また、カメラの背景に余計なものが映らないよう、事前にオンライン面接の場所は決めておくようにしましょう。
ちなみに、服装に関しては曖昧な指示を出されることも多いので、印象を悪くしない無難な考え方が知りたい人はこちらの記事を読んでおいてください
【2024最新】インターンシップ服装ガイド|絶対に失敗しない服装の選び方を伝授!【STEP②】URLにログイン
開始の3分前になったらURLにログインしましょう。
基本的には面接の案内メールの中にログインURLが記載されているので、事前に確認しておくと安心です。
ログインしたら、カメラと音声が「ON」状態であることを確認しておくように。開始時間になると面接官と繋がるので、開始1分前には姿勢を正した状態で待機しておいてくださいね。
【STEP③】面接官に挨拶する
面接官と画面が繋がったら、まずは挨拶から始まります。挨拶といっても立ち上がる必要はなく、面接官がお辞儀をした後に座ったままお辞儀を返すといった流れ。ポイントは「笑顔」であること、そして「しっかりとお辞儀をする」こと。表情が硬くなったり、首だけの会釈になったりしないよう意識しましょう。
【STEP④】面接官に自己紹介する
挨拶のあとは面接官に自己紹介をします。自己紹介は、明るく元気にハキハキと話すことを意識してください。また、自己紹介のフレーズは「本日、面接を受けさせていただきます〇〇大学の〇〇です。よろしくお願いいたします」といった感じです。ちなみに、オンライン面接では自己紹介とお辞儀は分けたほうが綺麗に見えるので、ちゃんと喋りきったあとにお辞儀をしてくださいね。
【STEP⑤】面接官の質問に答える
質問に答える際に大切にしたいのは「丸暗記した文章を話さない」こと。面接ではどんな質問がどのタイミングでくるか分かりません。用意したことをそのまま話せることのほうが少ないので、伝えたいポイントだけ押さえて、どんな聞かれ方をしても臨機応変に話せるように練習しておきましょう。ちなみに面接でよく聞かれる質問はこちらです
- 面接の質問①自己PR
- 面接の質問②志望動機
- 面接の質問③ガクチカ
- 面接の質問④学び内容
- 面接の質問⑤将来設計
- 面接の質問⑥就活の軸
とくに自己PR/志望動機/ガクチカは面接で必ず聞かれる王道の質問。それぞれの質問で押さえるべきポイントは、この後の章に全てまとめてあるので、必ず最後までチェックしてくださいね。
【STEP⑥】面接官に逆質問をする
逆質問はやる気をアピールするのに効果的です。面接官はこの逆質問で「あなたの本気度」を見ています。大前提、自分が聞きたいことをシンプルに聞けばいいのですが、公式サイトに載っているような自分で調べたら分かるような内容はNG。逆質問でよくある例をいくつかご紹介しますね
- 逆質問例①企業について
- 逆質問例②業務内容について
- 逆質問例③社風や働き方について
- 逆質問例④キャリアパスについて
- 逆質問例⑤先輩社員/面接官について
サイトの情報や、説明会では分からなかったことを質問するようにしましょう。詳しい内容は後半の章でまとめているので、気になる人は最後まで読んでみてくださいね。
【STEP⑦】面接のお礼をする
最後は、面接のお礼をして終了です。挨拶と同様に「本日はありがとうございました。」と述べ、お辞儀をするように。終了時は、面接官が先に接続を切るパターンと、学生が先に接続を切るパターンの両方があります。面接官の指示を待ち、向こうから「退出してください」と言われた場合は、自分から面接の御礼を述べ退出ボタンを押して接続を切りましょう。
インターンシップ面接の質問
ここからはインターンシップの面接でよくある質問を詳しくご紹介していきます。面接で聞かれる内容は、基本的にはESで聞かれる内容とほぼ同じ。しっかり自分の言葉で話せるように練習しておいてくださいね。よくある質問をまとめるとこんな感じ
少なくともこれらはどれを聞かれても答えられるように準備しておきましょう。ちなみに「他にありますか?」と聞かれたとき用に、予備のエピソードを持っていると更に安心です。自分を深掘るためにもいろんな角度で考えてみてくださいね。
【質問①】インターン面接 / 自己PR
自己PRを聞かれたら「人柄の良さ」を伝えるチャンス。具体的にはあなたがバイトやサークル、インターンなどを経験してきた中で「自分らしさが発揮できたエピソード」を具体的に話してください。
とはいえ、エピソードトークは構成がしっかりしていないと伝わりずらく、話が脱線してしまう可能性もあるので、慣れるまで何度も練習するように。ちなみに、話の構成から見直したい人は、自己PRのESについてまとめたこちらの記事を参考にどうぞ
【2024最新】インターンシップの自己PR|書き方のポイントや受かるPR例文をご紹介!【質問②】インターン面接 / ガクチカ
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、どの企業でもほぼ必ず聞かれる項目の一つ。力を入れたことがない人は「頑張ったこと」と捉えてもOK。
企業がガクチカを通して確認したいのは、あなたが入社後に「どう仕事と向き合うか」なので、とくに「取り組む中での課題」と「課題の乗り越え方」は分かりやすく具体的に伝えてください。あくまでも「あなたなりに」頑張ったことを伝えればいいです。ガクチカについてもっと詳しく知りたい人はこちらを参考に
【2024最新】インターンシップESのガクチカ|書き方のポイントや受かるPR例文をご紹介!【質問③】インターン面接 / 志望動機
志望動機も面接で必ず聞かれる質問。志望動機はシンプルに参加したい理由を伝えるのですが、企業が志望動機を通して確かめたいのは、インターン参加に対する「熱意」です。面接官に熱意を伝えるポイントは「その企業に興味を持った理由」と「インターンで学びたいこと」の2つを必ず入れること。
そうすることで、よりインターンシップに参加する動機が明確に伝わり、企業としても受け入れやすくなります。そんな志望動機について、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にどうぞ
【2024最新】インターンのES志望動機|実際に受かった内容を業界別にまとめてご紹介!【質問④】インターン面接 / 学び内容
最近はインターンシップの面接で学びたいことを聞く企業が増えています。というのも、どこのどんな企業も「成長意欲の高い学生」を採用したいから。インターンで学びたいこと、というのは企業からすれば成長意欲の高さを見極めやすい質問なんです。なので、短いインターンの中でも成長しようとする姿勢をアピールすることが大事です。そんな学びたいことは、業界によって特徴があるので、業界別の例文が気になる人はこちらのまとめ記事を参考にどうぞ
【2024最新】インターンシップで学びたいこと15選!業界別に使える例文をまとめて紹介!【質問⑤】インターン面接 / その他
これまで紹介してきた王道の質問以外にも、想定できる質問をご紹介していきます。最近は、バイトやサークル活動をやっていない人が増えていることもあり、授業やゼミといった大学のことを聞かれるケースも。想定できる質問は押さえるに越したことはないので、一通り考えておくことをおすすめします。具体的にはこんな感じです
インターンシップ面接の質問
【質問①】自己PR
【質問②】ガクチカ 【質問③】他社状況 【質問④】就活の軸 【質問⑤】サークル 【質問⑥】授業 【質問⑦】趣味 |
【質問⑧】志望動機
【質問⑨】長所短所 【質問⑩】将来設計 【質問⑪】アルバイト 【質問⑫】部活 【質問⑬】ゼミ 【質問⑭】夢 |
あとは、あえて想定外の質問をする企業も一部あります。準備していないであろう質問をすることで、企業は「対応力」や「素のあなた」を見たいと考えているのです。たとえばこんな質問があります
- 想定外の質問例①
- 自分を色に例えると何色だと思いますか?
- 想定外の質問例②
- あなたがいちばん好きな季節とその理由は?
- 想定外の質問例③
- あなたの好きな人、嫌いな人の特徴は?
このような正解のない質問に答えられるようになるには「自己理解」を深めておくことが大切です。これまでの人生を振り返って、調子のよかった時/悪かった時はどんな時か、またその時どんな感情だったかなど、一度ゆっくり整理してみましょう。とはいえ、心配な人はネットで調べれば「想定外の質問例」は色々出てくるので、事前に練習しておくのもアリですよ。
インターンシップ面接の逆質問
インターンシップの面接では、最後に逆質問という「面接官に質問できる時間」が設けられています。この逆質問は必ず質問をするようにしてください。というのも、この逆質問でそのインターンへの本気度をアピールすることができるから。
とはいえ、ネットで調べれば誰でも分かるような内容を質問すると「準備不足」として逆に印象を悪くしてしまうので要注意。どんなことを聞いたらいいか分からない人のために、逆質問の例をまとめました
企業や業務内容、働き方などについて具体的な質問をすることで「その企業で働く本気度」が伝わります。
これから紹介する例文を参考にしながら、あなたが気になる内容を考えてみてくださいね。それでは「企業について」から順番にみていきましょう。
【逆質問例①】企業について / インターン面接
企業についての逆質問をご紹介します。ここでのポイントは事前にネットで下調べをした上で「それでも分からないこと」や、更に「詳しく聞きたいこと」を質問すること。しっかり調べた上で質問しているな、と人事に伝われば好印象。たとえばこんなイメージ
- 逆質問①
- 今後、御社が会社全体として注力していきたいことを教えて下さい。
- 逆質問②
- 御社では事業内容が多岐にわたりますが、会社としての優先順位はどのようにつけていらっしゃいますか?
- 逆質問③
- 御社にとって現在不足していること、課題に感じていることはどのようなことですか?それらをどのように解決していこうとお考えでしょうか?
【逆質問例②】業務内容について / インターン面接
続いて紹介するのは「業務内容について」の逆質問。業務内容に関する質問をする際は、実際に働くことを想定した内容になっているかが大事です。働くイメージができていることが伝わると、本気度をアピールできますよ。質問例を参考に自分なりの質問を考えてみてくださいね
- 逆質問①
- 仕事をするうえで心掛けている点、重視している点があれば教えてください。
- 逆質問②
- 公式サイトでは、仕事内容が〇〇のように書いてあったのですが、働くイメージを沸かすためにもう少し具体的に教えていただけますか?
- 逆質問③
- プロジェクトチームで仕事を進めると伺いました。チームは何人くらいなのでしょうか?また、どのくらいの期間でひとつのプロジェクトが完了するのでしょうか?
【逆質問例③】社風や働き方について / インターン面接
社風や働き方について質問する場合は、その企業が目指す「社風/働き方に魅力を感じている」ことを前提にすることがポイント。実際にその企業で働く人にしか分からない内容を考えておくといいでしょう。社風や働き方についての質問例はこちらです
- 逆質問①
- 御社の企業理念である〇〇が浸透していると感じる場面を教えてください。
- 逆質問②
- 御社は部署をまたいだ異動は可能でしょうか?
- 逆質問③
- 上司の方に質問させていただける環境や文化はありますか?
【逆質問例④】キャリアパスについて / インターン面接
キャリアパスについての逆質問は「意識の高さ」をアピールしましょう。意欲的に成長/貢献していきたいという想いが伝われば評価は高くなりますよ。たとえばこんな感じで質問するとよいでしょう
- 逆質問①
- 御社で活躍している社員にはどのような特徴がありますか?
- 逆質問②
- 御社は部署をまたいだ異動は可能でしょうか?
- 逆質問③
- 将来、結婚して子どもができても仕事を続けたいと思っています。在宅勤務や復職に関する取り組みや課題を教えてください。
【逆質問例⑤】先輩社員/面接官について / インターン面接
最後はインターン先の「先輩社員や面接官についての逆質問」をご紹介します。この逆質問は面接官も案外嬉しかったりするので、気になることがあればぜひ聞いてみましょう。とはいえ、取ってつけた内容や尊敬が感じられない内容だと逆効果なので要注意。そんな先輩社員/面接官についての逆質問例はこちらです
- 逆質問①
- これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください。
- 逆質問②
- 今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているかを教えてください。
- 逆質問③
- 〇〇さんが仕事をしている中でぶつかった壁があれば教えてください。
インターンシップ面接のメール
面接に関するメールで悩む学生も少なくありません。今回はそんな学生に向けて、面接でよく使うシーン別に、実際のメール例をまとめました
基本的には、面接案内に対する返信がメインなのですが、ここで大事なポイントは「返信の早さ」です。迷って時間が過ぎないように、メール例を参考にして即返信を意識してくださいね。それでは順番にどうぞ。
【メール①】面接の日程変更メール例
【メール②】面接の日程確定メール例
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
関西大学文学部の加藤 なつです。
面接日程のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございました。
ご連絡いただきました日程の中から、下記日程で面接を受けさせていただきたく存じます。
〇月〇日(〇)〇:00~
お時間を作っていただき、ありがとうございます。
当日は何卒、よろしくお願いいたします。
————————————
関西大学文学部
加藤 なつ
080-1234-5678
n.kato@kansai-u.ac.jp
————————————
【メール③】面接後のお礼メール例
〇〇株式会社
〇〇様お世話になっております。
関西大学文学部
加藤 なつ
080-1234-5678
n.kato@kansai-u.ac.jp
————————————
今回は3つのシーン別にメールの例文をご紹介しました。日程に関するメールはほぼこちらのテンプレートで大丈夫ですが、お礼メールは「感謝の気持ち」や「インターンを通して得た学び」をしっかりと自分の言葉で伝えるよう心がけましょう。お礼メールで気を付けたいポイントはこちらの記事にまとめているので参考にどうぞ
【2024最新】インターンシップのお礼メール全集|インターン種類別の例文&送るコツを徹底解説!
インターンシップ面接の服装
インターンシップ面接の服装は「スーツ」か「私服」の2パターン。基本的には企業からの指示に従っておけば大丈夫です。ですが企業によっては指示が曖昧な場合もあるので、ここでは面接で絶対に失敗しない服装の選び方についてまとめました。企業が出す服装の指示はこんな感じです
スーツの指示 | 私服の指示 |
---|---|
服装の記載なし
服装の指定なし 服装は自由です 私服も可能です 私服でもOKです スーツでお越しください スーツでなくても構いません |
私服推奨
スーツ不可 スーツは不要です 動きやすい服装で カジュアルな服装で 私服でお越しください スーツ以外でお越しください |
基本的には、この表でまとめた通りの服装選びで大丈夫なのですが、どうしても不安な人は「とりあえずスーツで参加」しておけば大丈夫です。
ここからは男女それぞれのスーツ/私服の特徴についてご紹介していきます。まずは男子からどうぞ。
【男子】インターンシップ面接の服装
【女子】インターンシップ面接の服装
インターンシップ面接の対策
インターンシップ面接の対策方法をご紹介します。インターンの面接を攻略するには「情報量」と「練習量」が重要。しっかり対策できれば自信を持って面接に臨めますので、自分に合った方法を見つけてくださいね。今回ご紹介するのはこちらの4つの対策
対策はやりすぎということは無いので、まずは一通り試してみてくださいね。それでは、それぞれの対策方法を順番にご紹介していきましょう。
【対策①】OB/OG訪問
OB/OG訪問とは、志望する業界や企業で働いている社会人の先輩にアポを取って、リアルな声を聞きに行くこと。なんでもそうですが、経験していないことを知るには既に経験した人に直接聞くのがいちばんです。例えば、先輩が経験した面接の雰囲気や聞かれた質問、その時意識していたことなどなど。リアルな声を聞いて対策を立てれば合格率は確実に上がります。
そんなOB/OG訪問は「Matcher(マッチャー)」という就活アプリがおすすめ。キャリアセンターを活用するのもありですが、OB/OGと無料で繋がれる便利なアプリなので、ぜひ一度試してみてくださいね。
【対策②】体験談を読む
体験談を読むことも、インターン面接のマストな対策のひとつ。体験談は大手就活サイトの「ワンキャリア」で、企業ごとの面接の流れ/内容/時間/雰囲気/感想などの情報をまとめて確認することができます。情報を頭に入れた上で対策を立てられるので、志望度の高い企業は必ずチェックするようにしましょう。
【対策③】先輩と面接練習
自分のことをよく知っている、身近な先輩に面接練習をお願いするのも有効な手段のひとつ。自分のことを客観的に見るのって思った以上に難しいので、普段の自分をよく知る先輩に見てもらうことで新しい気づきがあるかも。
とはいえ、就活経験のない先輩だとあまり意味が無いので注意しましょう。バイトやサークルで信頼できる先輩がいれば、一度相談してみるのもありですよ。
【対策④】キャリセン面接練習
キャリアセンターで面接練習をする対策もあります。
ただしここでの面接練習は、どちらかといえば就活を始める初心者向けの対策がメイン。面接の一般常識を身につけたい人にはおすすめですが、企業に特化した対策ではないので、企業別の対策は別途必要だと考えておきましょう。
インターンシップ面接のQ&A
インターンシップの面接についてよくある質問をまとめました。たくさんある質問の中から10個に厳選してあるのでぜひ参考にしてください
【質問②】インターン面接の合格率は?
【質問③】インターン面接は何分くらい?
【質問④】インターン面接での話し方は?
【質問⑤】インターン面接の質問内容は?
【質問⑥】インターン面接と面談の違いは?
【質問⑦】インターン面接のNGなマナーは?
【質問⑧】インターン面接落ちたらどうなる?
【質問⑨】インターン面接の練習何回すべき?
【質問⑩】インターン面接どんなこと聞かれる
それぞれの質問に出来るだけ詳しくお答えしているので、気になる質問があればぜひ読んでみてくださいね。それでは順番にご紹介していきましょう。
【質問①】インターン面接の対策は?
インターンシップ面接の対策は必ずするように。
インターン面接対策で大事になるのが「情報量」と「練習量」です。情報に関しては、OB/OG訪問や大手就活サイトで体験談を読むのがメジャーな対策法。
また、練習量に関しては、キャリアセンターで納得のいくまで練習するのがいいですよ。もしバイトやサークルで頼りになる先輩がいるのなら、その先輩に練習相手になってもらうのもありです。
【質問②】インターン面接の合格率は?
インターン面接の合格率は40%と割と高めです。というのも、インターン面接にいくまでに適正検査やESである程度選定した状態だから。面接は企業側からすると、それなりに時間と労力がかかるので、この時点である程度「見込みのある学生」に絞っています。
とはいえ、面接対策を怠れば全然落ちるし、そもそも倍率は企業によって大きく変わるので、あまり合格率は気にせず、できる対策は全部やりましょう。
【質問③】インターン面接は何分くらい?
インターンシップの面接は30分くらいが目安。ただし、企業によって時間はバラバラで、サクッと10分の企業もあれば、みっちり60分間の企業も。とくに、1weekや1monthといった本選考に繋がる可能性の高いインターンは60分面接のパターンが多い傾向です。
ちなみに、自分が志望しているインターンの面接時間は、大手就活サイト「ワンキャリア」の口コミで確認できますよ。
【質問④】インターン面接での話し方は?
インターンシップ面接での話し方は、相手が聞き取りやすいようにハキハキと話すのがポイント。とくに、緊張していると早口になって聞きづらくなりがちなので注意しましょう。あとは自分の「話し方のクセ」を理解すること。例えば、語尾を伸ばすクセがあったり、おかしな接続詞を使っていたり。自分ではなかなか気づけないのがクセの怖いところ。まずは、1人でもいいので練習している所を録音して、変なクセがないかを客観的に確認しておきましょう。
【質問⑤】インターン面接の質問内容は?
インターンシップ面接の質問内容は「自己紹介/自己PR ガクチカ/志望動機」あたりが王道です。なので、この質問には必ず答えられるよう準備しましょう。ただし、企業によって質問内容はさまざまなので、他のパターンも確認しておきましょう
インターンシップ面接の質問
【質問①】自己PR
【質問②】ガクチカ 【質問③】他社状況 【質問④】就活の軸 【質問⑤】サークル 【質問⑥】授業 【質問⑦】趣味 |
【質問⑧】志望動機
【質問⑨】長所短所 【質問⑩】将来設計 【質問⑪】アルバイト 【質問⑫】部活 【質問⑬】ゼミ 【質問⑭】夢 |
自分の中でいくつかエピソードを用意しておくと不意に聞かれた時も落ち着いて答えられますよ。特に王道質問はいろんな角度で聞かれることがあるので、納得いく答えになるまで何度も考えておきましょう。
【質問⑥】インターン面接と面談の違いは?
インターン面接と面談の大きな違いは「選考の有無」です。インターン面接は、その学生をインターンに参加させても問題ないかどうかを判断するための選考です。一方でインターン面談は、企業と学生がお互いのことをもっと深く理解するためのものなので、選考ではありません。そのため、面接に比べて面談の方がカジュアルな雰囲気で行われます。
【質問⑦】インターン面接のNGなマナーは?
インターン面接のNGマナーは、遅刻しない、挨拶しないなんていうのは当たり前の話。ですが、やる気がある人ほど気をつけておきたいのが「喋りすぎないこと」です。というのも、面接官はたくさん面接があって忙しいから・・・。なので、質問に対して端的に答えるのが面接の大事なマナーです。
ついつい、熱くなって話が長くなったり、考え込んで黙ってしまったり、ダラダラ時間を奪ってしまうのはNGです。そうならない為にも、伝えたいことを端的に話せるように何度でも練習しておきましょう。
【質問⑧】インターン面接落ちたらどうなる?
インターン面接に落ちたらインターンシップには参加できません。ただし、インターンの面接に落ちたからといって、本選考を受けられない訳ではありません。というのも、多くの企業はインターンシップと本選考は別だと考えているから。
とはいえ、面接で落ちたということはその時点では「うちには合わない」と判断されたということ。そのまま変わらなければ合格することは無いので、もし本選考を受けるのなら「何が足りなかったのか」を徹底的に分析して改善したうえで臨みましょう。
【質問⑨】インターン面接の練習何回すべき?
インターン面接の練習は何回でもやるべき。とはいえ同じ方法を繰り返してもあまり効果はありません。おすすめなのは「最低3人、別の人に見てもらう」こと。たとえば、キャリアセンターの担当者/就活を経験した先輩/自分をよく知る友達、など。
それぞれの視点から客観的な意見をもらうことで、色んな課題が見えてきますよ。面接練習で大事なのは回数よりも納得感。「これだ」と納得いくまで何度も練習しましょう。
【質問⑩】インターン面接どんなこと聞かれる
インターン面接で聞かれる内容は、自己紹介/自己PR/ガクチカ/志望動機が代表的です。ただし、面接で聞かれる内容は企業によって違うのであくまで参考程度に考えるくらいで大丈夫です。
大切なことは、しっかりと自己分析をしたうえで自分の考えや価値観を言語化できること。予め答えを用意してそれを暗記するのではなく、ポイントを押さえて、どんな質問がきても落ち着いて自分の言葉で答えられるように準備しましょう
まとめ
今回はインターンシップの面接ガイドとして、これからインターンの面接を受ける人が知りたいことをご紹介しましたが、いかがでしたか?
志望する企業のインターンに参加したいなら、しっかりと対策をしたうえで面接に臨むことが大切。ぜひこの記事を参考に、第一志望のインターンシップ選考に合格してくださいね。