【2024最新】インターンシップESのガクチカ|書き方のポイントや受かるPR例文をご紹介!

こんにちは。
サマイン編集部です!
あなたは、
「インターンのESについて知りたい」
「インターンESガクチカの例文が知りたい
「ESのガクチカを書くコツを教えてほしい」
と思っていませんか?

エントリーシートで必ず聞かれるガクチカについて全部まとめたよー。

今回はインターンシップESのガクチカについて知りたいと思っている人のために、
「インターンESガクチカの例文」
「インターンESガクチカの書き方」
「エントリーシートのまとめガイド」
などについてまとめました。

インターンシップESのガクチカについて全てまとめたので、この記事を読むことでインターンシップESについての例文から書き方のコツまで全てわかるようになるはず!それではさっそく目次からどうぞ

加藤なつ/ 就活がんばった人
関西の大学に通う大学4年生。就活を終え自身の経験を後輩に伝えるため記事のガイドを担当。

インターンシップESのガクチカ例文まとめ

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、インターンシップのESでほぼ聞かれる重要な項目です。力を入れたことと言われると思い浮かばない人は、難しく考えず「自分なりに頑張ったこと」を考えてみましょう。企業がガクチカを通して確認したいのは、あなたが入社後にどう仕事と向き合うかなので、立派なことを書こうと思わなくても大丈夫。

ガクチカは自分なりに頑張ったことを考えて書けばいいんだからね!

バイトでもサークルでも趣味でも、自分で「これは頑張ったな」と思えたことを書いてくださいね。とはいえ、なかなかイメージできない人も多いと思うので、代表的な9つのガクチカ項目で「実際に選考に通過したESガクチカ」の例文を厳選してまとめました。ぜひESを書く際の参考にしてください。

ガクチカは基本的には400字で指定されることが多いので、例文もそれに合わせてまとめました。いいなと思う例文があれば、それを参考に自分なりにカスタマイズしてみてくださいね。それでは代表的な「留学のガクチカ」から順番にご紹介しましょう。

【例文①】インターンESのガクチカ / 留学

インターンシップESのガクチカで「留学の経験」をアピールする例文をご紹介します。言語や文化が異なる環境で頑張った経験はきっとあなただけのガクチカになるはず。ここで紹介する3つの例文を参考にオリジナルのガクチカを仕上げてくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「留学」
    私が学生時代に力を入れたことは、1ヶ月間のアメリカでの短期留学であり、そこで行動力の大切さを学びました。海外では、日本国内に留まるよりもずっとさまざまな人と関わる機会に恵まれます。そこで、留学して多くの人と交流することで、今の自分とは異なるバックグラウンドをもっている人たちと関わる力を身につけたい、視野を広げたいと思って参加しました。しかし、参加者のルーツや文化的な背景、考え方がバラバラな分、共通認識をそろえることの難易度は高いものでした。私はそれを放っておくことは相手を理解することには繋がらない考え、自分からわからないところは聞くということを徹底し、また自分も相手の求めに応じて、説明をしっかりすることで認識をすり合わせるために努力しました。結果的に共通認識をそろえ、相手を理解する大切さとその難しを学びました。
  • インターンESガクチカ例文②「留学」
    私は留学の経験で課題解決力を得ました。カナダでの短期留学で、多国籍の学生と共に市場調査のインターンに取り組みました。最初は、言語の壁や文化的な差異により、チームワークに課題が生じていました。この課題に対し、私は自らコミュニケーションの架け橋となることを選びました。異文化の視点を尊重し、互いの意見を十分に理解するためのディスカッションの場を設け、効率的な意思決定を促進しました。その結果、チームは互いの文化を理解し、目標達成に向けて協力することができました。プロジェクトは成功し、私たちは高い評価を受けました。この経験から、異なる文化背景を持つ人々と協力し、共通の目標に向かって進むための課題解決力を身につけました。貴社のグローバルなビジネス環境において、この能力は大きな強みとなると確信しています。
  • インターンESガクチカ例文③「留学」
    私は半年間のアメリカ留学で、授業のグループ課題に力を入れました。留学を決意したのは、「実践的な語学力を身に着けたい」「異文化を直接肌で感じたい」という思いがあったからです。先生との距離の近さや食文化など、日常の至るところに日本との違いがありましたが、特に文化の違いを感じたのは大学の授業でグループ課題に取り組んだときです。私の担当業務について無理のある納期をメンバーに提案され、「I’ll see what I can do.(善処します)」と返答したところ、了承したと誤解された経験がありました。改めて可能な納期を明確に伝えたところ、理解してもらえました。私はこの経験から、曖昧な表現は、時に誤解を招くことを知りました。入社後に交渉が必要な場面があれば、自分の意思をはっきりと伝えます。

【例文②】インターンESのガクチカ / 学業

インターンシップESのガクチカで「学業」で頑張ったことをアピールする例文をご紹介します。高校までとは違い、大学に入ってからも目的をもって学業を頑張れる学生は、実はそう多くはいません。3つの例文の中からいいと感じたものをベースに、具体的なところはアレンジしてみてくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「学業」
    私は学業に一番力を入れました。なぜなら大学のために上京したことと、学業を通じて知識と応用力を身につけ、社会で活躍したいと考えたためです。目標としてGPA3.5の獲得を目指しました。そのために提出物の期限を守るなど当たり前の事をこなすことと、友人と共に学びアウトプットをすることの2つを意識しました。初めはアルバイトや習い事との両立に苦労をしましたが、優先順位をつけて計画し、すべきことを明確化することで効率をあげることができました。テスト期間には自ら質問を募り教えることでさらに能力を高められました。この結果GPA3.7を獲得し、上位1%の成績優秀者として表彰も受けました。また友人の単位取得に貢献したことでさらにやりがいを感じました。この経験から計画性を持って取り組むことの重要性と周囲を巻き込む大切さを学びました。
  • インターンESガクチカ例文②「学業」
    アメリカの交換留学先での勉強です。交換留学の資格を獲得するのも大変だったのですが、留学先での学部授業の勉強はさらに大変でした。各授業から出される課題は合計150ページにも及び、読み切ることは愚か、読んで受講しても頻出する専門用語が理解できませんでした。そんな中でも、確実にできることから一歩ずつしていくしかないと考え、積極的に臆せず行動することを心掛け講義に取組みました。また授業で挫けそうな日々の中でモチベーションを保ちながら勉強を行うために、現地学生の勉強会に参加しました。周囲の学生や先生の協力を得ることができ、真剣に取組み続けたことで信頼関係を築けた経験と考えています。その結果、全科目ではB評価以上、特にヒューマンセクシュアリティという科目の試験では96%のスコアでA評価の成績を得ることが出来ました。
  • インターンESガクチカ例文③「学業」
    半年間かけて、外国人に関する論文の執筆を行ったことです。私の役割は、仮説の立証に必要なデータを、街頭調査を通じて収集することです。初めは特に対策せずに外国人に対して声をかけましたが、4日間で30人分のデータしか収集できなかったです。見知らぬ人からの急な声かけで、相手に恐怖心を与えていることが問題だと考え、2つの施策を実行して回答率の向上に努めました。1つめは、私自身がアニメグッズを身に纏うことです。外国人と共通項があることを示し、外国人と親近感の共有を図りました。2つめは、買い物終わりの外国人に対して声をかけることです。それにより、目的のものを購入して気分がよく、かつ買い物を終えて時間的余裕がある層に多く話を聞けると考えました。このように、相手の心理を考え行動し、3週間で400のデータを収集できました。

【例文③】インターンESのガクチカ / 部活

インターンシップESのガクチカで「部活の経験」をアピールする例文をご紹介します。部活を一生懸命頑張ってきた人は、部活動を通して感じた苦悩や葛藤それを乗り越えた経験などをしっかりアピールしましょう。3つの例文の中でいいなと思えるものがあればぜひ参考にしてみてください

  • インターンESガクチカ例文①「部活」
    私は200人規模のサッカーサークルのキャプテンとして、「サークルを一体感のあるものにすること」を目標に尽力しました。部員それぞれの主体性の無さが課題だと感じ、自発性を引き出そうと取り組みました。まず、部員全員と対話し、各々の想いを最大限カタチにした企画を行い、部員を巻き込んで運営・協働することでチームへの貢献が自然となされる環境を作りました。また、練習内容も改革し、部員のやる気を引き出し、参加率を5割以下から8割程度まで伸ばしました。試合では自らチームを鼓舞し続け、体を張ったプレーで熱意を伝えました。その結果、一つの目標へと向かう「一体感ある集団」へと成長し、全日本同好会選手権では1000チーム以上のチームの中からベスト8という成果を収めました。この経験から私は組織をまとめる「統率力」を培いました。
  • インターンESガクチカ例文②「部活」
    留学中所属した部活動を、新戦術の導入によって全国64校中8校しか出場できないプレーオフへ導きました。入部時は各部員が優れた技術を持つも、結束力の欠如により連戦連敗でした。私は本場で勝つ喜びを外国人と共有したく、部唯一の日本人で新入部員の自分が改革を行うべきと考え、実行しました。結束力欠如の原因は技術面での連携不足と練習風景からだと判断し、高校時代に行った、過去の試合データによる対戦相手の分析を導入しました。当初は「ひ弱な作戦」と部員全員に反対されましたが、世界大会における日本の優秀な成績を引き合いにVTR解説を行い、作戦の有効性を視覚的に理解させました。それでも反対する首脳陣に対しては、私の戦術アリの控え陣と彼らの戦術ナシのレギュラー陣で紅白戦を複数回行い、全勝することで信頼を勝ち取りました。
  • インターンESガクチカ例文③「部活」
    1年生当時は団体戦に出場できる実力はなく、悔しい思いをしたため団体戦に出場することを目標としました。そこで、自分の試合の動画を何度も見返すと共に実力が上の先輩や同期へ試合後に意見を求めて課題を分析したところ、スマッシュの遅さだと分かりました。その克服には、フォームの改善、筋トレ、体を効率的に動かすことの3点が必要と考えました。それらの課題に則した練習を自分で時間を作り、個人戦や部内戦での勝利といった短期的な目標も達成してやる気を維持しつつ、毎週欠かさずに2年間継続的に行いました。その結果3年生で団体戦に出場でき、努力の積み重ねが成果になって達成感を感じました。この経験から、目標を設定して課題を分析し、熱意を保ち継続的に努力することが目標達成には必要だと学びました。

 

【例文④】インターンESのガクチカ / ゼミ

インターンシップESのガクチカで「ゼミの経験」をアピールする例文をご紹介します。ゼミは適当に参加している学生と、目的をもって自主的に参加している学生とでは、得られる経験が全然違います。3つの例文を参考に、人事にあなたの頑張りが伝わるガクチカを作ってくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「ゼミ」
    ゼミのディベート大会にチームで取り組みました。優勝という目標へ向けてチームで準備を進める中で、メンバーの個性の相違を感じ、最適な役割分担が勝利の鍵だと考えました。そこで、まずは日頃からメンバーと深く関わることや、メンバーの周囲へのアプローチを通して、一人一人の個性を把握しました。また、自身が周囲を積極的に頼り相談しやすい環境を作ることで、互いの弱みを引き出し補い合った。この施策の中で私は意見をまとめる役を担当し、自身の分析力を活かして論の課題点を洗い出した上で、提案力に長けたメンバーを頼り課題点の改善を行いました。その結果、最終的には全11チーム中優勝を獲得することができました。個々が力を発揮しつつ全員で切磋琢磨し合うことが、モチベーションの向上・総力の最大化につながり、チームで結果を出すことができたと考えます。
  • インターンESガクチカ例文②「ゼミ」
    ゼミでの研究です。研究テーマは、水質汚染であり、水質汚染に関する研究を学部生から継続しています。論文の説得力を高めるためには、何よりも関連資料を集めることが不可欠となってきます。卒論執筆時には、企業に直接問い合わせたり、公文書館等に何回も足を運んで資料を探し続けました。このように地道に努力し続けた結果、優秀卒業論文として学会で発表する機会をいただくことができました。この取り組みでは「資料を探し続ける」地道さと、論理一貫性の中で結論が意味する歴史的意義を読み手や聴衆に分かりやすく伝える力が求められます。これまでの研究活動や学会での発表を経験したことで、これらの力を身に付けることができたほか、地道に取り組む姿勢を貫くことで、新たな発見や問題提起が思い浮かび、議論がより深まることを学びました。
  • インターンESガクチカ例文③「ゼミ」
    大学3年生の時にゼミ活動において企業の財務分析と統計の学習に注力したことです。具体的に行ったことは自動車産業の分析です。財務分析に関してはデータを数字通り読み取るのではなく、その数値の背景にある実態を考慮しながら分析を進めました。優良企業を収益性や成長性などの独自の基準で選ぶ過程は非常にやりがいを感じました。一方、統計分野では回帰分析について学び、自動車産業で収集したデータの因果関係について推計モデルを作成し重回帰分析を行いました。教授や助手の方から助言を頂きながら、より正確なモデルを導出する考え方を学び、その導出過程を体感することで統計知識と技術に関しての能力を向上させることが出来たと実感しています。

【例文⑤】インターンESのガクチカ / 資格

インターンシップESのガクチカで「資格取得」をアピールする例文をご紹介します。資格取得に関しては「なぜその資格を取ろうと思ったのか」その背景も必ず入れるようにしましょう。3つの例文の中から参考になるものがあればせひ活用してくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「資格」
    私は、幅広い分野の資格の勉強に力を入れました。具体的には、簿記検定3級などを取得しました。この勉強を行った時期は、新型コロナウイルスの流行により、外出自粛の長期休暇の時期でした。これらの勉強を始めた動機は2点あります。1点目は、長期休暇で時間ができたことです。2点目は、大学では学ばない全く別の分野を学び、新たなことを知りたいという理由で始めました。しかし、長期休暇の2ヶ月の間に学んだことのない分野を1から独学することは、私にとって難しいことでした。そこで、この勉強の達成には逆算した計画が重要だと考えました。合格するために必要な勉強時間を考えた上で、1日10ページといった毎日必ず達成できる量を設定しました。この計画により、地道に合格へと近づいたと感じています。資格の勉強を通して、学びたいという向上心が身に着きました。
  • インターンESガクチカ例文②「資格」
    自己研鑽のために資格の勉強をすることです。自分の中に常に成長し続けたいという想いがあること、また、目標を掲げていた方が生活にメリハリがつくと考えたため力を入れました。大学に入学してからは常に何らかの資格取得の目標を設定しました。ゼミでは、金融が経済や社会の中で果たす役割について学びました。このゼミを通して、会計についてもっと学びたいという気持ちが強くなり、簿記2級やFP2級の勉強をゼミ以外の時間にも積極的に勉強しました。また、英語力を高めるために大学1年生の春からTOEICを定期的に受験しています。この経験から将来を見据えて自分に足りない点を見つけ、その課題を途中で挫けずにやり遂げることの大切さを学びました。これからも自分を磨き続け、学んだ知識を仕事に活かしていきたいです。
  • インターンESガクチカ例文③「資格」
    私はドイツ語の学習に最も力を入れました。海外の文化に触れてみたいという思いから留学制度がある国際学部への進学を決め、第二外国語としてドイツ語に取り組みました。そして、二年次の夏にドイツへの短期留学に参加しました。しかし、現地で自分の言葉ではうまく伝わらず、私一人ではコミュニケーションをとることができませんでした。原因は発音の悪さだと考えます。そこで私はよりネイティブに伝えられるように留学先の講義に加え、現地の人と積極的にコミュニケーションをとりました。結果、留学の終盤には、私一人で現地の人とスムーズに話せるようになりました。そして、帰国後もさらにドイツ語への理解を深めるために勉強を続け、ドイツ語検定2級を取得し、8つ中7つの講義で最高評価を得ることができました。

【例文⑥】インターンESのガクチカ / バイト

インターンシップESのガクチカで王道中の王道「バイトの経験」。バイトの経験は多くの学生がアピールするので、具体的な数字を入れて客観的な指標を示しましょう。人事がイメージしやすいように、状況や背景を分かりやすく伝えることも大切です。3つの例文を参考に、あなたの頑張りが最大限伝わるガクチカを作ってみてくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「バイト」
    私は、カフェでのアルバイトに力を注ぎました。スターバックスでは接客のマニュアルがない分、どうすれば目の前のお客様を笑顔にできるか、お客様の表情や視線から察するなど、お客様の立場に常に寄り添って 自ら考え、行動しています。その結果、感謝していただけることが増えたり、仲の良いお客様ができたりしてお客様の笑顔を増やすことができました。また、クレンリネスチームのリーダーとしてクレンリネスの習慣付けを行いました。以前は、店舗にクレンリネスの習慣がなかったので、1ヶ月ごとに重点的に行うクレンリネス事項を絞ってみたり、皆の目に留まる所にチェックリストを作ったりして皆が取り組もうと思いやすいような環境作りができました。その結果、40%だったクレンリネス実施率を70%まで引き上げることができました。この経験から、チー ムで新しいことを始める時にはいかに周りの人を上手く巻き込むかが大切だということを学びました。
  • インターンESガクチカ例文②「バイト」
    新宿の焼肉店で従業員の主体性を引き出すことで系列店売上1位を目指し売上に貢献しました。私が働いていた店舗は5つある系列店の中4位の売上であり、他系列店で働いた際、接客の差を感じました。常に組織の中で価値ある存在であることを大事にしてきた私はこの現状を打破したいと思い、冒頭の目標を掲げました。差は様々であったが、主体性が大きな違いかつ根本的な原因と考え、主体的に働くきっかけを作れました。具体的には、お客様との会話を促すために、お客様の情報を書くノートの設置と当事者意識を持つために、自らの提案や気づいたことを共有できる交換日記の導入を行いました。結果、全店員ではないが多くの従業員がお客様に肉を提案したりする等の能動的な接客をするようになりました。その接客が徐々に実を結び、1位までは届かなかったが、3位になることができた。この経験から、主体性はやる気につながり組織で個が主体的になることが組織を成長させると学びました。
  • インターンESガクチカ例文③「バイト」
    大学1年から現在まで3年間続けてきた焼肉店でのアルバイトで新人の勤続期間を延ばすことに貢献しました。私の働く店舗は新人が入っても1ケ月足らずで辞めてしまい、スタッフの人手不足に悩んでいました。その原因の1つは店長の厳しい新人指導にあると考えました。そこで、私は率先して、一人一人に合わせた指導をするように心がけました。まず一方的に指導するのではなく、新人の想いを聴きだし、自分から歩み寄りました。また、自分から前に出るタイプではない子には、私から仕事以外の話題を持ち掛け話す機会を多く作るようにしました。さらに新人がミスした際は「次から気をつければ大丈夫、一緒に頑張ろう」と声をかけて励ましました。その結果、現在のスタッフの8割が勤続年数1年以上となり、人手不足は解消されました。この経験を通じて、相手が何を必要としているのかを考え、一人一人と真摯に向き合うことが大切だと学ぶことができました。

【例文⑦】インターンESのガクチカ / サークル

インターンシップESのガクチカで「サークル」についてご紹介します。これもバイトに次いで代表的なガクチカで、話す学生が多いからこそあなただけの魅力が伝わるように、しっかりとアピールしましょう。こちらの3つの例文を参考に考えてみてくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「サークル」
    100人規模のフラッシュモブサークルで依頼件数の増加に成功した事です。私が入部した当時、練習をしても発表をする機会がない事が課題でした。私はメンバー全員に「このサークルに入ってよかった」と思ってほしかった為、2年次に渉外長になり新しい取り組みを行いました。まず依頼件数を増やすにはサークルの認知度を上げる必要があると考えた為幹部のメンバーに協力してもらい、依頼件数3倍に増やすという目標を掲げ、実際に商業施設に伺い求められているニーズを把握し企画を提案しました。その結果、様々なお客様から依頼を頂き依頼件数を前年の3倍に、多い年には4倍に増やす事に成功しました。練習運営と企画営業を同時進行するのは大変でしたが、幹部と協力する事でやり遂げる事が出来ました。この経験から、課題に対し原因を突き詰め目標に向けて挑戦する事の大切さを学びました。ここで身に付けた課題解決力を貴行において活かしたいと考えます。
  • インターンESガクチカ例文②「サークル」
    学祭の対面開催に尽力した。私は学祭運営を行うサークルに所属していたが、2年前の11月、コロナ禍により学祭開催が危ぶまれていた。当時の最大の課題は、限られた人員で感染対策と学祭運営を両立させることであった。そこで私は、担当であった運営メンバーのシフトの管理・調整を行う上で、電話帳の作成や無線機の導入などの工夫をした。更に、本来私の担当ではない作業にも手伝いとして参加するなど、ほぼ毎日何らかの活動に顔を出した。サークルは200人近くが所属する大所帯であり、当日私は運営メンバーの指揮を執る地位にあったので、顔も名前も知らない人が指示をしてもモチベーションが上がらず作業は円滑に進まないと考えたからだ。このように、人員を効率よく動かせるよう努めた結果、学祭には約2万人が来場した上で、感染者を1人も出さない運営を達成できた。この経験から私は、厳しい条件下でも工夫次第で乗り越えられるということを学んだ。
  • インターンESガクチカ例文③「サークル」
    これまで最も力を入れた活動は、所属しているテニスサークルでの新入生勧誘活動です。コロナウイルスの影響で、対面での新歓活動ができなかったため、同期と話し合いを行いSNSを利用した勧誘を行いました。SNSの使用理由は、若者が気軽に見るコンテンツであること、費用がかからないことです。SNSでは、テニスをしている写真や動画、クリスマス会などのイベントの写真を投稿しました。世間的にテニスサークルというと遊んでいるというイメージがあると思いますが、私の所属するサークルは平日毎日練習のあるサークルであったため、入ってみたら思っていたのと違ったとならないようにするために、投稿を工夫しました。また、ズームを利用した説明会を開き、サークルの紹介をするとともに、新入生の相談にのることも行い、お互いにメリットがある時間になるように心がけました。この活動を行い、各学年10人くらいのサークルに30人の新入生を迎えることができました。

【例文⑧】インターンESのガクチカ / ボランティア

インターンシップESのガクチカで「ボランティア」の例文をご紹介します。バイトやサークルとは少し違った角度でアピールができるのがボランティア。参加の目的や背景、そしてそこで学んだことをしっかり書いて人事にアピールできるようにしましょう。こちらの3つの例文をぜひ参考に見てみてくださいね

  • インターンESガクチカ例文①「ボランティア」
    ボランティア活動においてイベントの運営に注力してきました。私は高校生以下の生徒に仏教を教える活動の責任者をしています。私が小学生の時からそのイベントに参加し、様々なことを学んだおかげで今の自分があると考えています。その恩返しをしたいと考え、大学生になり今は運営に携わっています。そのなかでこのイベントを通じ自分以上にもっと成長してほしいという願いから、興味深いコンテンツを設ける、説得力のある体験談を話してもらえる大人のメンバーを呼ぶなど、周囲と協力しながら目的のために様々な工夫をしました。結果、生徒の成長がみられる場面が増え、より満足してくれた生徒は他の生徒を誘って来てくれるようになり、20名程度であった生徒数が40名程度まで集まるようになりました。この経験から、本心から相手のためを思い行動することで、相手の満足以上のことを生み出せる喜びを知り、そのような仕事に携わっていきたいと思いました。
  • インターンESガクチカ例文②「ボランティア」
    代表を務めるボランティア活動で企業などに営業を行い、活動機会を増やしました。大学の部活動の有志で小中学生向け講習会を開催し、当初は発足2年目で年3回のみの活動でした。活動理念に共感した私はより多くの子供たちに活動を行いたいと考え、複数の企業に講習会の開催への協力をメールで依頼したが上手くいきませんでした。活動の内容や協会側のメリットについての理解不足だと考え、メンバーと協力して活動目的と協会にとってのメリットを詳細に記載した提案資料や活動実績が一目で分かるチラシを作成しました。加えて既に親交のあった団体を通して直接お会いすることで信頼感を醸成しました。結果、企業や団体との合同講習会など昨年は9回の講習会を実現できました。社会人としても相手の目的や利害を踏まえた提案を行うことを意識したいです。
  • インターンESガクチカ例文③「ボランティア」
    私が最も力を入れたことは、ボランティア団体での活動です。入ったきっかけは、時間のある大学生だからこそ、出来ることに挑戦したかったからです。活動の中では、カンボジアの学校建設資金を集めるために行う、チャリティーイベントの集客リーダーを務めました。その中で、多くのお客様を集客するための行動をリーダーとして考え、まず学生の中で当時流行していたサバイバルゲームのイベントを企画し、集客のターゲットを学生に絞りました。集客の幅を広げるために、学生の集まる渋谷やメンバーの大学でイベントのビラ配りを提案し、実行しました。その結果、約300人の集客に成功し、収益目標の20万円も達成し、イベントとしても成功を収めました。この経験から、より大きな成果を上げるための課題を分析し、周囲を巻き込み経験が身につきました。

【例文⑨】インターンESのガクチカ / 長期インターン

インターンシップESのガクチカで「長期インターン」をアピールする例文をご紹介します。学生のうちから社会人と一緒に仕事ができる長期インターン。どんなことを経験しどう成長できたのかを具体的にアピールできれば、きっと評価してもらえますよ。選考を通過したESを3つご紹介するので参考にどうぞ

  • インターンESガクチカ例文①「長期インターン」
    長期インターンシップでチームマネジメントを経験できました。長期インターンシップでは、就活サービスの利用者数という目標を達成するために学生向けのイベントやキャンペーンの企画・運営を担当しました。当初の課題は新メンバーの受け入れ態勢が整っていないことで、新メンバーの事業理解に対するばらつきと分業が上手くできていないことでした。1つ目の課題に対しては、メンバーの悩みや意見を聞きながら行いたかったので、個別に面談を行い、事業や目標の重要性を説明しました。2つ目の課題に対しては、面談で聞き出した個人の目標や希望をもとにタスクの振り分けを行いました。タスクの振り分けをした経緯を話し、モチベーションが下がらないようにメンバーと向き合いました。この取り組みによって、メンバーが目標に対して主体的に動くようになり、目標達成率が80%から120%に上がりました。
  • インターンESガクチカ例文②「長期インターン」
    人材派遣会社の長期インターンで、自社の認知度向上のために、ひと月当たりのHPの3万PVを達成したことです。課題としては、社内でノウハウが共有されておらず、記事の質がインターン生によって個人差があることでした。上記の課題を解決するためには、自身がスキルアップし、それを後輩に還元する必要があると考え、まずは本や外部のメンターからのインプットを徹底しました。すると、3つのことを行うことで書いた記事が検索した際に1ページ目に表示されるようになることがわかりました。1つ目は有名な競合サイの研究、2つ目は記事タイトルの変更、3つ目は図や表の挿入です。そして、こうしたノウハウを共有するために、学生主体で月1での会議を設定しました。その結果、インターン生全体としてのレベルが向上し、質も担保されるようになり、ひと月当たり3万PVを達成することができました。
  • インターンESガクチカ例文③「長期インターン」
    自社メディアを運営するインターンで顧客の入会率を上げるため、営業方法の転換に尽力しました。なぜなら、当初入会率が約45%と半数以下であり、これを改善することで顧客満足度の向上とチームへの貢献に繋げたいと考えたためです。まず現場を観察し、顧客の入会の決め手である子供の反応が悪いことが入会率の低さに影響していると推測しました。そしてその原因は、1人で親子を相手にする営業体制によってインターン生の営業が保護者に偏り、子供のケアが困難になっていることだと考えました。そこで私は、運営チームに向け親子に対し2人で営業を行う体制を作ることを提案し実行に移しました。結果、保護者への訴求と子供のケアを同時に行う体制作りを実現し、入会率を約60%に上げることができました。


長期インターンで成長したことをできるだけ具体的にアピールしよう!

 

インターンシップESのガクチカ / 書き方のコツ

インターンシップESの良いガクチカを作るコツをご紹介します。この6STEPを基本に、よりアピールしたいポイントやストーリーを組み込んでいけば、あなたの頑張りが伝わるガクチカが完成しますよ

ガクチカを書くときは、このように課題にぶつかってから解決するまでの過程を、一つ一つ具体的に表現するのが大事です。それぞれのポイントを上から順番にご紹介していきます。それではみていきましょう。

いいガクチカを書くには書き方のコツを押さえておくのが必須だよー。

【STEP①】何に取り組んだのかを書く

まずは何に取り組んだのかを書きましょう。学生時代で自分が一番頑張ったなと思える出来事を、シンプルに書けばOK。ここでのポイントは「立派なことを書こうと思わなくていい」ということ。企業はリーダーシップを発揮する人や、目立った成果を出す人だけを採りたいわけではありません。むしろ組織にはいろんなタイプが必要なので、自分が学生時代に力を入れて取り組んだことを自信をもって書いてくださいね。

【STEP②】取り組んだきっかけを書く

次はなぜ取り組んだのか「きっかけ」を書きましょう。人事はこの「なぜ?」の部分をみて、学生の人柄や価値観を見ようとしています。どれだけ頑張りをアピールしたとしても、その目的やキッカケが曖昧だと「評価のしようがない」というのが人事の本音・・・。なので、取り組むきっかけも忘れずに入れること。

なぜそれを取り組んだのかその背景まで書かないと意味ないからね。

【STEP③】取り組みでの課題を書く

取り組みでの課題を書くことでリアルなガクチカに。
「どんな状況でどんな課題にぶつかったのか」を具体的に書くことで、人事はその状況をよりイメージしやすくリアルに感じることができます。ポイントは、なるべく「数字を使って表現する」こと。自分の主観だけでなく客観的な指標で、どんな課題だったのかを伝えるように工夫しましょう。

【STEP④】課題の乗り越え方を書く

ここが最重要ポイント。直面した課題を「どう乗り越えたのか」を書きましょう。人事が一番見たいのもここで、あなたが課題に対し「何を感じ、何を考え、どんな行動をとったのか」。そんなあなたの人柄や価値観を見て、企業にフィットしているかを総合的に判断したいと考えています。なので、企業が求める人物像を理解したうえでガクチカを書けたなら、選考通過の確率はグッと上がりますよ。

企業がどんな人物像を求めているのかを理解してから書くようにねー。

【STEP⑤】そこから得た学びを書く

乗り越え方が書けたら、その経験から得た学びを書くことも忘れずに。意識してほしいのは、ここで書く学びや気づきが「仕事やインターンに繋がる内容」になっているかどうか。ただの自己満足でなく、それが企業にとって有益だと感じられる内容になっているかを確認するようにしましょう。「何をやるか」も大切ですが「そこから何を学んだか」も同様に大切だと覚えておきましょう。

【STEP⑥】学びの活かし方を書く

最後はその学びをインターンシップでどう活かすかを書くこと。そこまで具体的に書けたら、あなたのガクチカはとても魅力的なものに仕上がっているはず。学生時代に頑張ったことがきちんと人事に伝わる、あなただけのガクチカをぜひ作ってくださいね。

ガクチカの最後は学びをどう活かすかまでを具体的に書くようにね。

 

インターンシップのESガイド / 自己PR

自己PRとは「自分の良いところを企業にアピール」する項目。具体的にはあなたがバイトやサークル、インターンなどを経験してきた中で「自分らしさが発揮できたエピソード」をまとめるイメージです。

バイトやサークルで仲いい人に直接聞いてみるのもありだと思うなっ!

とはいえ、実際にあった出来事をただまとめただけの自己PRはNG。大切なことは人事に「人柄の良さ」が伝わるように書くこと。とはいえ急に書くのは難しいと思うので、自己PRのいい例文をご紹介します

  • 自己PRの例文①「優しさ」

    私は「人を笑顔にするために努力する人間」です。オーダー枕専門店で、寝姿勢に合う枕の提案、作成のアルバイトをしています。お客様の要望を細かく聞き、笑顔で枕を作成することを常に意識することで月に10件ほどお礼の電話を頂いています。お客様の喜ぶ顔を見て人を笑顔にする幸せを感じるようになりました。ある日、「首が痛くて眠れない」と悩みを持つお客様が来店されました。要望は寝姿勢に合う柔らかい素材を用いた枕でした。要望に応え、笑顔で帰っていただくためにウレタン系の柔らかい素材を実際に寝てもらい感触を確認してもらい、納得が行くまで素材決定と枕の高さ調整を行いました。退店時に「親身な対応で心地良かった」と笑顔で帰られました。後日お電話があり、「枕のおかげで首の痛みが減った」と喜びの声を聞くことができました。相手の声を聞くことが重要であると考えます。要望に応え、人を笑顔にできる強みを活かしたいと思います。

  • 自己PRの例文②「積極性」

    私の強みは、自分から積極的にコミュニケーションをとっていけるところです。大学では、この力によって交友関係を広め、それを活かしてさらなるシナジーを生み出していました。私はダンスサークルのリーダーをしています。サークルでは例年、学園祭でダンスを披露しているのですが、私は「せっかくなら例年以上に盛り上がる内容にしたい」と考え、他大学のダンスサークルも巻き込んだダンスバトル形式のステージを提案しました。提案は賛成されたものの、メンバーの誰にも他チームとのつながりはありませんでした。そこで私はSNSを通じて他大学のダンスサークルと連絡をとり、1から関係を構築しました。日程調整など課題もありましたが、最終的に2チームとのコラボに成功しただけでなく、私たちのチームが他大学の学園祭に出演するなどさらに活動の場を広げることができました。このように、私は自分からコミュニケーションをとることが得意です。

  • 自己PRの例文③「主体性」

    私の強みは組織の課題解決のために自発的に行動することができることです。その強みを発揮した経験は高校時代の部活動です。私の所属するサッカー部はグラウンドがなく練習場所が限られており指導者もいなかったため、練習が非効率的で待ち時間が非常に多いという課題がありました。そこで、副キャプテンに就任した私は練習の効率化に取り組みました。練習時にはチームをにいくつかのグループに分け、そのグループ毎に校内の様々な場所で練習を行いました。そして、グループごとにリーダーを定め指導や練習メニューの管理を行うようにしました。その結果、練習効率が上がり部員の練習への取り組み方も変化しました。また、私は大学入学後のアルバイトでもパートナーの業務負担軽減のためにパートナーの業務を覚え他のアルバイトに指導しました。このように、組織の課題解決のために自発的に行動できることが私の強みです。

例えば「お客さんに喜んでもらえた話」や「努力が結果につながって嬉しかった話」などなど、あなたの感情が動いたエピソードを具体的に書くのがポイント。そうすると温かみのある文章になって、あなたの人柄がしっかり伝わるはずです。他の例文や具体的な書き方のコツをまとめた記事もあるので参考にどうぞ

【2024最新】インターンシップの自己PR|書き方のポイントや受かるPR例文をご紹介!

 

インターンシップのESガイド / 志望動機

インターンへの志望動機も聞かれることが多い項目のひとつ。シンプルに「その企業のインターンに参加したい理由」を自分なりに書けばOKです。

まずは自分の素直な思いをバーッと書き出してみるのがおすすめだよ。

企業が志望動機を通して見たいのは、インターン参加への熱意。熱意を伝えるために「その企業に興味を持った理由」と「インターンで学びたいこと」の2つを必ず入れましょう。その2つを入れた具体的な例文を用意したので参考にしてください

  • 志望動機の例文①「知識を深める」

    私はプログラミングの知識をより深めるため、貴社のインターンシップに応募しました。高校時代から独学でプログラミングを学んでおり、プログラムを組み立て思い描いたとおりに動いたときは面白さと達成感を感じ、もっと学びたいという思いが一層強くなりました。その頃より将来はIT業界で活躍したいと考えておりました。現在は情報学を専攻しており、日々進化する高度なIT技術を学んでいます。難しさもありますが、新しいことを学ぶのは、新鮮で充実しております。私は以前からIT分野に興味がありましたが、IT業界の中でも貴社は極めて先進的な取り組みをされており、最先端技術に触れてみたいとの思いで参加を志望させていただきました。基本的なプログラミング言語は習得しておりますが、まだまだ勉強不足の部分があると思いますので、インターンシップに参加できた際には積極的な姿勢で勉強していくつもりです。

  • 志望動機の例文②「業界/企業の理解」

    私が貴社インターンシップに参加を志望する目的は二点あります。一点目は他業界ではなく総合商社で働くことの意味を理解することです。私は「あったら便利」ではなく「なくてはならない」価値を生み出す仕事に携わりたいと考えています。総合商社が手掛ける事業はいずれも人々の生活の基盤を作るものです。そのような総合商社で取り組む仕事の本質をこの五日間で見極めたいと思います。二点目は他商社にはない双日の魅力を知ることです。特定の商材を持たない商社では、そこで働く人こそが会社の色を表すと私は考えています。貴社インターンシップのカリキュラムでは現場で活躍されている社員の方々と近い距離で関わることができ、貴社の魅力を体感できる数少ない機会であると考えました。そのため、インターンシップ期間中は自ら社員の方にぶつかっていくつもりでカリキュラムに臨みたいと考えています。

  • 志望動機の例文③「企業への共感」

    私は世界中の人々に高品質で、手に取りやすい価格である貴社の商品を提供したいという思いから、貴社を志望します。居酒屋のアルバイトでは、さまざまな年代/職業の人が来店し、お客様に寄り添います。その際に、リーズナブルで美味しい場所に人が集まり、私たち従業員は居心地のよい場所を提供することが大切だと気づきを得ました。そこから、人にとって最も重要な空間である「家」に、心から安らげる場所を提供したいと思うようになりました。貴社のインターンシップに参加した際、社員の方の知識量や熱意に心を打たれ、「ニトリさんで世界中の人々に商品を届けたい」と感じました。人々の暮らしを豊かにするため、まず自分自身の知識を豊かにし、商品の良さやニーズを的確に理解します。あらゆるニーズに応えられる知識量をもって、世界中の人々に安らぎを提供したいです。

志望動機は、他の人とも内容が被りやすいので、ネットから拾ってきた文章をそのまま使い回す人もいますが、やっぱりコピペだと熱意は伝わりません。ベースの文章はそのままでもいいけど「自分らしさ」をどう表現できるか、企業の新卒採用サイトを参考にぜひ真剣に考えてみてくださいね。志望動機の他の例文はこちらの記事にまとめています

【2024最新】インターンのES志望動機|実際に受かった内容を業界別にまとめてご紹介!

 

インターンシップのESガイド / 長所短所

自分の「長所と短所」もインターンのエントリーシートでよくある項目のひとつ。この項目は「長所と短所」を合わせて書くよりも、別の項目として分けて書くことが多いので長所短所それぞれ分けて例文をまとめました。まずは長所からみていきましょう

  • 長所の例文①「主体性」

    私の強みは、現状改善のために行動できる主体性です。 これは、就職支援会社のインターンにて、記事執筆をする際に活かせました。当初は競合との差別化に苦戦し、その要因は読み手の意図の考慮不足にあると考えました。なぜなら、SEOの評価ばかり意識していたからです。そこで以下2点を改善策として実践しました。1点目は、読み手のニーズ等を詳細にターゲットに落とし込み、記載すべき情報を想像しやすくしたこと。2点目は、読み手が理解しやすいよう平易な言葉を用いて執筆したことです。 結果、数多くの業界研究の記事で平均以上のPV数を獲得できました。このことから、読み手視点に立つことが有用であると客観的に分かりました。 この強みを生かし、顧客に求められているものを提供し続けたいと考えています。

  • 長所の例文②「責任感」

    私の強みは、どんな経緯であっても一度任されたことは最後までやり遂げる責任感です。私は大学で音楽サークルに所属していました。そこでは毎年、先輩が次のサークル長を指名するのですが、私は思いがけず指名を受けました。初めは驚き、戸惑いましたが、私を信じて指名してくださった先輩や指名を祝ってくれた仲間たちのことを思い、逃げずに最後までやり遂げると決めました。サークル長の仕事は予想していたよりもはるかに多く大変でしたが、一度でも手を抜くと後悔すると思い、時に周りの手も借りながら1つ1つ丁寧かつ効率的にこなしていきました。私はこの強みを活かし、社会人になってからも自分のすべき仕事に真摯に向き合い、言い訳をしたり手を抜いたりすることなく責任感を持って取り組んでいきます。

  • 長所の例文③「行動力」

    私の強みは失敗を恐れない行動力です。大学では軽音楽部で活動し、月例ライブの注目度向上と自身の企画運営能力を試すために個人企画ライブを主催しました。全ての段階を主導しましたが、演奏時間の調整でバンドごとに課題が生じました。批判を恐れず、提案したのは各バンドの演奏時間を短縮し、代わりにコラボを促すことでした。未経験のアプローチにもかかわらず、バンドたちに認められ、時間調整の難題を解決しました。結果として、バンド同士のコラボが話題となり、延べ350人の観客を動員し企画を大成功に導きました。この経験から、失敗を恐れずに行動することの重要性を学びました。貴社での活動では、この行動力を生かし、様々な商品を生み出し、新たな挑戦に果敢に取り組みたいと考えています。

長所の内容もポイントは「具体的なエピソード」をしっかり入れること。そのシーンの描写を細かく表現することで、書いた内容に信頼性が増すんです。

自分なりに頑張ってきたエピソードを深ぼっていくと書きやすいよー。

続いては短所ですが、こちらもただ短所を書くだけではなく、その短所を「どう改善しようと考えているのか」まで書くのがポイント。人間なんて誰も良いところも悪いところもあるもの。いま短所があることは何の問題もないのですが、そこにどう向き合おうとしているのかという点を人事はかなり見てると考えてくださいね。こちらも参考例をまとめてみました

  • 短所の例文①「心配性」

    私の短所は「心配性」なところです。大学でゼミのリーダーをしていたとき、メンバーの進捗状況が心配で電話やチャットで何度も確認していました。確認作業が頻繁すぎてしまい、数人のメンバーが「自分たちを信頼していないんじゃないか」と気を悪くされてしまいました。自分の心配を周りの人たちに押し付けるのは間違いだと気づき、状況に応じて各々に任せるようにしたところ、メンバーはきちんと仕上げてきてくれました。また、自発的に自分から状況を報告してくれるようになった人もいました。人の心配をやめた分、自分の作業に「心配性」が発揮されてミスなく仕上げることもできました。この経験から、自分の心配性な面に改めて気づき、心配し過ぎたり、人に押し付けたりしないように心がけています。

  • 短所の例文②「優柔不断」

    私の短所は、優柔不断な性格です。私はサークルで会長を務めていました。会議を行った際に、意見をまとめるのに時間がかかりすぎてしまい、練習時間を削ってしまうということがありました。部員全員が集まれる練習の機会を削ってしまうのは良くないと思い、改善策として、会議の流れを時間で区切って行うようにしました。議題の説明時間、意見を取りまとめる時間、発表の時間などタイマーで区切ることで会議に緊張感が生まれ、これまで1時間以上かかっていた会議時間を40分に短縮することができました。社会人として、今後さらに時間を有効活用していく必要があると思います。時間を区切って行動することでテキパキと行動し、効率良くあらゆる物事を前に進めていくことで御社に貢献したいと考えています。

  • 短所の例文③「マイペース」

    自分の短所はマイペースな所です。マイペースというと、ネガティブに受け取られることも多いですが、私は誰にも自分のペースを乱されない、という長所だと思っています。今まで、このマイペースさを武器に、様々な事に立ち向かう事が出来ました。学生時代の部活動の大会では、多少緊張していても自分のペースを崩すこと無く、また競争相手や時間にペースを乱される事も無く、最後まで戦い抜く事が出来ました。また勉強においても、周りが焦っていたとしても自分は自分のスピードで、継続して勉強を続けてきました。このように、何事も周りに影響されず黙々と自分のペースで進める事が私の強みだと思っています。御社でもこの強みを最大限に発揮できるよう努力し、貢献していきたいと思います。

もう少しポイントを詳しく説明すると、その短所に「気づく前」と「気づいて改善しようとした後」の変化を書くことが重要です。そこまで書くことでリアリティが増し、自己分析の深さもよく伝わるはず。そのまま使える例文や書き方のコツをもっと詳しくまとめた記事もあるので、気になる人は参考にどうぞ

【2024最新】インターンシップの長所短所|書き方のポイントや受かるPR例文をご紹介!

 

インターンシップのESガイド / 学びたいこと

エントリーシートで「学びたいこと」を聞いてくる企業もあります。それはどんな企業でも「成長意欲の高い学生」を採用したいから。インターンで学びたいこと、というのは企業からすれば成長意欲の高さを見極めやすい質問なんですよね。人事の手間を考えると「受け身」の学生より自ら成長しようとする「主体性」のある学生に来て欲しいのは当たり前。

たしかにどこのどんな企業でも成長意欲は求められている気がするね。

なので、短いインターンの中でも成長しようとする姿勢を、この項目を通してアピールしましょう。学びたいことを書くときは、なぜそれを学びたいのか、理由や背景の部分まで書くのがポイント。学びたいことの例文も用意したので参考にどうぞ

  • 学びたいこと例文①「マーケ戦略」

    貴社のマーケティング戦略を学びたいです。貴社の製品は手頃な価格で手に取りやすく、様々なお店に売られています。ゲリラ販売や限定販売など、顧客の購買欲を高めている独自のマーケティング戦略に興味を持ちました。インターンシップでは、具体的にどのような戦略を展開し製品を魅力的に見せるのか、その背後にある考え方や戦略のプロセスについて学びたいです。 また、このインターンシップは自らの力を試すことができる機会でもあると伺いました。私の強みは、計画力と成長意欲です。前者は高校で所属した剣道部のOBコーチとしての経験で伸ばすことができたもので、後者は大学時に始めた公認会計士試験の勉強の過程で培いました。私のこの強みをインターンシップで試し、役立つことができるかどうかも見極めたいと考えています。

  • 学びたいこと例文②「知識ノウハウ」

    私は昔から家具が好きで、人々の生活を豊かにする仕事に就きたいと考えており、インターンシップの参加を志望しました。大学生活でインテリアショップでのアルバイトを3年ほど続け、「家具は生活を便利にするだけでなく、人々の心も豊かにできるもの」だと感じました。業界の中でも貴社は、低価格で高品質な商品提供を実現しているだけでなく、値段以上の価値をお客様へ提供していることに魅力を感じています。そして、インターンシップに参加して、実際に現場を見てみたいとの思いが強くなりました。インターンシップでは、実際の業務を通して、意欲的にアイデアを提案し貴社に貢献したいと考えています。大学時代に培ったチャレンジ精神を活かしながら、積極的に取り組み、知識やノウハウを学びたいです。

  • 学びたいこと例文③「営業方法」

    私は、貴社の営業職について理解を深めるために貴社のインターンに応募しました。私が高校3年生の時に受験勉強のお供として、貴社の乳酸菌ショコラを食べ始めるようになりました。甘い物が欲しいときに乳酸菌ショコラを食べることで心が豊かになり、受験勉強を頑張ろうと思いました。乳酸菌ショコラのように「心を豊か」にする商品を広げる職業に将来就きたいと思っています。現在、約4万5000台の什器を納品していることから、数ある食品メーカーの中でも、貴社は「ロッテインサイト」によってお客様の心を科学的に分析し、自分がお世話になった「乳酸菌ショコラ」のような革新的な商品を販売していると考えております。インターンシップを通して、お客様を豊かにするための営業について学びたいと考えております。

学びたいことを書くときは、学んだ結果「どうなりたいのか」まで書けたらベスト。ちなみに「学びたいこと」という項目ではあるのですが、書くのが難しい人は「知りたいこと」を書いてもOKです。とはいえ、それでも思いつかない人も多いと思うので、そういう人はこちらの記事を参考にしてください

【2024最新】インターンシップで学びたいこと15選!業界別に使える例文をまとめて紹介!

 

インターンシップのESガイド / エントリー写真

インターンのエントリーシートを出すとき、基本的に必要になるWEB写真。小さな1枚の写真ですがあなたの印象を最初に伝える」大事な項目の一つです。印象がいい写真のポイントを、しっかり確認してから撮影してくださいね。そんな押さえておきたいES写真のポイントはこの5つ

写真撮影のポイント5つ
  • POINT①清潔感を重視
  • POINT②アゴを引いて
  • POINT③表情は明るく
  • POINT④歯は見せない
  • POINT⑤背筋を伸ばす

まず意識したいのは清潔感。男女ともにスーツで撮影するのはもちろんですが、髪型や髪色も「ちょっとお固いかな?」くらいがちょうど良いでしょう。そして次に大切なのは表情と姿勢です。背筋を伸ばしてキリッとした笑顔を意識するように。

表情づくりって案外むずしいから撮影前に練習しておくのもあrかも。
ニコニコしすぎたり歯を見せないように気をつけてくださいね。このポイントを意識すればエントリーシートの写真は大丈夫。自信を持って撮影しましょう。もっと写真について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください
【2024最新】インターンシップ履歴書/ESの写真|おすすめの撮影方法や男女別の撮影のコツをご紹介!

まとめ

今回はインターンシップのESガイドとして、これからインターンへ応募する人が知りたいことを全てまとめてきましたが、いかがでしたか?
インターンシップは就活の大事な準備期間でもあるので、しっかり準備した状態で参加することが重要です。ぜひこの記事を参考に、選考に通過するガクチカをつくってくださいね。

みんなのエントリーシートづくりに少しでも役に立ててたら嬉しいな!

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